夏休みを利用して診療所に実習に来てくれた高知大学3年生の石井さんから感想をいただきました。 大学のカリキュラムではなく、自主的な実習です。彼女の感性がステキなので、ご本人の許可をいただき、掲載させていただきます。 阿波谷先生、土佐山診療所の皆様へ 8月18日、19日、26日の三日間、実習させていただき大変ありがとうございました。阿波谷先生と岩神さん、香川さんたち診療所の皆さんが、暖かく迎えてくださり、大変嬉しかったです。心から感謝しています。 勉強不足で、礼儀もなっていない私を我慢強く教えてくださり本当にありがとうございました。恥ずかしい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、もっともっと学んで、患者さんのために必要な知識をしっかり身につけて、生活全体に寄り添える医師になりたいと強く思いました。そして、診察室では血圧測定をさせていただいたり、膝の触診させていただいたりしました。このように実習生を受け入れてくださる、協力的で優しい土佐山の皆さんにとても感謝しています。ありがとう。 家庭医道場やへき地医療体験では、いわゆるへき地があって医師が必要だということはわかっていましたが、高知市内から30分、車でぐんぐん山を登っていくときれいな鏡川の源流に人が昔っから住んでいて、やっぱり身近な医師を必要としていることがよくわかりました。 阿波谷先生がいつも仰っているように、家庭医、総合医も必要ですが、どんな医師も目の前の患者さん全体を診るという心意気はどんな人も必要なのでしょうね。 私はあまり賢くもないし、器用でもないですが、やっぱり誰かのためにお役に立ちたいです。頑張ってもうまくいかないことも当然ありますが、最後は良かったねとお互いに言いあえるような働きができたらいいのになと思いました。そのためにも、目の前の勉強や日々の時間を大切にしていきたいと思います。 三日間を通して多くのことを学ばせていただきました。阿波谷先生と診療所の皆さんに心から感謝しています。 お礼のお手紙がこのように遅くなって申し訳ありません。 実習中のことで、お手数かと思いますが、もしよろしければご指摘いただけると大変ありがたいです。また土佐山へき地診療所で実習させていただけると嬉しいです。