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1月, 2019の投稿を表示しています

1月のへき地医療実習その2&台湾大学実習

1/29(火)からの2日間、高知大学医学科5年生の長屋百香さんが当院でへき地医療実習をおこないました。 両日ともに受診者が少なく、外来診療という面では学ぶ機会が少なかったのですが、ちょうど30(水)に台湾大学看護学科の実習がありましたので、合同でへき地診療所における診療所で必要とされることについて学んでもらいました。 はじめに土佐山地区における福祉・介護の役割を担っている土佐山健康福祉センターたきゆりで節分行事と施設見学をさせていただきました。学生たちも行事に参加し、デイサービス利用者の方々との交流を楽しみました。当院に受診されている患者さんもおられましたが、診察室とは全く違って元気に活動されている姿に驚かされました。 その後、長屋さん、6名の台湾大学生、看護学科の奥谷教授、学生課の岡崎さんとともに、当院の定期受診患者さんのご自宅を訪問し、ご本人やご家族からいろいろなお話を伺いました。地域に密着した医療では、生活環境の様子を自分の目で確認することが必要な場合もあることを理解してもらえたのではないかと思いました。 長屋さん、台湾大学生の皆さんは、在学中はもちろんのこと卒業後も日々勉強してゆくことになります。 立派な医療者になるよう頑張ってくださいね。心より期待しています。(松下)

1月のへき地医療実習その1

1/22(火)-23(水)の2日間、高知大学医学科5年生の小林正幸君と小倉壮真君が当院でへき地医療実習を受けられました。 当院は、約950人が居住する地域における唯一の医療機関です。地域に密接した医療、専門医療機関との病診連携、介護施設との密接な連携、校医としての役割など、日頃の大学附属病院での実習では経験できない医療のあり方を見てもらいました。将来どの方面に進んだとしても、お二人には何らかの形で思い出してもらえたらなと思います。小林君、小倉君、期待しています。頑張ってくださいね。 ところで、一昨年前に土佐山へき地診療所は現在地に移転しました。旧施設が取り壊されていると聞き、彼らと見に行ってきました。14年ほどお世話になった建物でしたので、少し寂しい気持ちになりました。本当に有難うございました。

1月の地域医療研修

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。 本日、香川県の三豊総合病院から杉山新先生が土佐山診療所で研修を受けられました。現在、本山町の嶺北中央病院を拠点として地域医療研修を履修中で、当院へは診療所研修として来られました。三豊総合病院は地域包括ケアを積極的に実践されていると聞いています。杉山先生もそのような地域医療に関心があり、目的意識をもった先生でした。 午前中は外来研修、午後は隣接する健康福祉センターたきゆりのケアマネジャーの訪問に同行してもらいました。外来研修では、デイケアを利用されている患者さんの心の葛藤を接することがあり、この地域における医師の役割を垣間見てもらえたのではないかと思います。杉山先生はこれからの在宅医療のあり方を考えておられました。自ら考えて研修に臨み、経験したことを内省し次に活かす、その積み重ねがとても大切です。杉山先生のご活躍を心より願っております。頑張って修練を積んでください!(松下)