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12月の地域医療研修

本日、当院において国立国際医療研究センター研修医の神澤宏哉先生が地域医療研修(へき地医療研修)を受けられました。 当院のようなプライマリ・ケアを担う医療機関に勤務する医師が日頃どのように考え、診療にあたっているのかを、公衆衛生分野、家庭医療の知識を交えながらお話しました。これまで、主に都心で医学教育を受けてこられた神澤先生にとって、新鮮に印象を持たれたようです。臨床研修では、基本的臨床能力を身に着けることが第一ですが、地域医療研修では別の角度から医療の全体像を学んでもらう良い機会であると考えています。地域包括支援センター職員の方と地域在住の方のご自宅を訪問してもらいましたが、外来診療の場では得られない多くの情報が得られることに気付いてもらえました。 これから、専門的な医療を学ばれていくことと思いますが、当院での経験が少しでもお役に立てればと思います。神澤先生の今後のご活躍を心より願っております。頑張ってください。(松下)