お山の中の医学部

7月の4日間、土佐山へき地診療所で、薬剤師さんが研修を行いました。 これは日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定薬剤師の資格を取るための研修の一環です。 短い研修の中でも、多くのことを学ばれていました。 写真(下）は最終日の振り返りのようす（中央が研修生）。和気あいあいと楽しい時間でした。振り返りで語られたことは、 ・病院で働いていると見失いがちな、病気だけでなく背景の生活を診ることが薬剤師としても大事だと再認識した。 ・患者さんの本当の考えが薬局で伝えられるシーンもよく経験している。薬剤師として、医師と患者をつなぐ役目があると思った。 ・自施設にもどったら、薬剤師外来を始めるのが野望。 すてきです。 ○○さん。資格試験頑張ってくださいね！ 研修生に来ていただくと、私たちスタッフもたくさん勉強になります。 ありがとうございました。 　　　　　　　　　　西村真紀 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

雨が続いていましたが、とても良いお天気に恵まれました。 7月7日にハワイ大学の学生が土佐山で実習を行いました。 診療所や保育園、健康福祉センターの見学、地域住民のお宅での交流会、訪問診療、『いきいき百歳体操』への参加や住民のみなさんとの交流と盛りだくさんの1日でした。 地域のみなさんと交流でき、学生からは笑顔があふれていました。 私は診療所と土佐山のガイドを担当しましたが、学生さんと一緒に土佐山地域を回りながら、私自身も土佐山のことをより深く知ることができましたし、診療所とは違う場所で住民のみなさんと交流ができ、とても良い経験をさせていただきました。 7月7日は七夕まつり。ハワイ大学の学生さんにも短冊に願い事を書いてもらい、笹の葉に飾りました。 土佐山のみなさんの健康を願いながら、これからも診療所を通して土佐山のみなさんのことを支えていきたいと思いました。 実習に関わってくださったみなさま本当にありがとうございました。 （山内）