11/25(月)から5日間、近森病院臨床研修医の中山雄二先生が当院で地域医療研修を受けられました。中山先生は、今月県内所在の複数のへき地診療所で研修を受けられ、当院が最後とのことでした。他の施設で見聞したことを思い出してもらいながら、地域における診療所の役割や介護保険をレクチャーを交えて学んでいただきました。特にプライマリ・ケアにおける家族のかかわりについての学習では、実際の事例を通して、学問的な裏付けを確認してもらうようにしました。 外来診療、保育園健診、訪問診療などを一緒におこなったり、土佐山健康福祉センターたきゆりのケアマネジャーの業務に同行させていただいたりして、へき地診療所の日常を体験してもらいました。中山先生はコミュニケーション能力が高く、医師として申し分ない資質を備えていると思いました。これから専門分野に進まれると伺いましたが、今後の成長がとても楽しみです。頑張ってください。(松下)
高知市の北部、JR高知駅から車で20分ほど峠道を駆け上がると、そこは旧・土佐山村。鏡川の源流の畔の風光明媚な土佐山地区に高知市立土佐山へき地診療所があります。 2008年7月1日から高知大学が指定管理をしています。 若い先生に地域医療の醍醐味を伝えたい-そんな想いで運営していきます。