突然ですが、土佐山には調剤薬局がありません。ある程度の枚数の処方箋を受け付けないと経営が成り立たないためです。県内でもそのような地区はあまり多くはないものと思います。 そんな中、半年ほど前に高知市薬剤師会、高知県薬務衛生課からお話をいただきました。薬剤師不在の地域に何かできないか考えており、モデル的に土佐山地区で取り組んでみたいとのことでした。 何回かの話し合いを経て、今日は、土佐山健康福祉センターたきゆりでお薬についての講演会に至りました。お薬に関する相談、ITによる遠隔指導などに繋がればという思いはありますが、まずは、薬剤師とかかわりを持っていただくところから始めることになったのです。 お薬との正しい付き合い方について、勉強いただきました。 薬剤師会の皆さま、高知県薬務衛生課の皆さま、お世話になりました。今後ともよろしくお願いします。(阿波谷)
高知市の北部、JR高知駅から車で20分ほど峠道を駆け上がると、そこは旧・土佐山村。鏡川の源流の畔の風光明媚な土佐山地区に高知市立土佐山へき地診療所があります。 2008年7月1日から高知大学が指定管理をしています。 若い先生に地域医療の醍醐味を伝えたい-そんな想いで運営していきます。