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7月, 2008の投稿を表示しています

学生実習&FM高知

昨日から、学生の本間君が実習に来ていました。  彼は、田舎の「すぐそこだから・・」を信じて、デイサービスセンターまで走っていくという伝説を残しました。2日間良く頑張ってくれました。  夕方から、FM高知でChangeThe高知大学の収録をしました。松下先生とあわたにがパーソナリティーの谷本さんの質問に答えていく形で収録されるのですが、結構緊張しました。  収録終了後に松下先生と本間君と谷本さんと一緒に記念撮影です。  放送は、8月30日です。

診療情報管理

 診療情報管理は大きな施設だと、診療情報管理士がおり専任でやってくれます。また、電子カルテであり管理も合理的です。  でも小さな診療所は、自分たちでやっていかないといけません。  土佐山診療所では、一般の外来診療以外に人間ドックのカルテがあります。人間ドックは以前から住民全員を対象にしていた検診です。人によっては、一般外来と人間ドック、それぞれに紙カルテ、レントゲン袋があったりします。  診察の途中で人間ドックや以前の診療の際のレントゲンや血液検査結果を参照できることは、診療の精度をあげるにも有意義です。ですから、以前のデータというのは宝物なのです。ですが、それは有効に使ってこそ意味があるのですが、データへのアクセス性が悪いと大変です。  医療法では診療記録は5年経過すると処分することが出来ますが、いつか使うかもと思って残していたりします。  いま、診療所の診療記録の管理で悩んでいます。  胃カメラ、腹部エコーの検査結果は、記録媒体がMOだったりCFカードだったりしますので、電子管理にしました。パソコンで簡単に検索して呼び出しが出来るファイルメーカーのテンプレートを開発中です。血液検査結果の履歴も何とか電子データにしたいと思っています。  情報はナマ物です。うまく料理するには料理人の真価が問われます。    

学生実習

 大学で運営をするようになって2週間、はじめて学生実習が来ました。  実は、いままでは火曜日に実習をしていたのですが、今年度から火、水になりました。他では宿泊するのですが、土佐山は日帰りです。  学生は2人。5年生の鈴木君と青山君でした。  午前中、患者さんを診察しながら、学生に質問をしたりします。  「肝臓の超音波検査で、良性腫瘍と悪性腫瘍の鑑別は?」 えーと・・  「脾腫をきたす疾患を5つ言ってもらおうか?」 えーと・・  まだ5年生、無理もないかも知れないけど、頑張ってもらいたいなあ。  耳鏡、眼底鏡、超音波検査をお互いにやってもらいお昼になりました。  お昼ごはんは近くの食堂で奢ってあげましたが、質問にちゃんと答えられていたら、今晩、飲みに連れて行ってあげたのにね・・残念だったネ。  午後からは、保健師さんと一緒に100歳体操に出かけてもらいました。  帰ってきてから、プライマリ・ケアについて熱く語りました。こういう時間が大切です。

診療所前の住人

診療所の前で良く見かける猫です。  いつもゴロゴロしています。  レオ君というお名前だそうです。看護師さんに教えてもらいました。地域の看護師さんは何でもよく知っています。

お薬の注文

 火曜日は週に1回、まとめて薬の注文をする日だそうです。緊急を要するものでなければ、1週間のうちに在庫が減ってきた薬をリストアップしておいているそうです。  注文する卸業者は4つ。  リストアップの際は、この薬は、どの卸かをEXCELで作成した紙ベースの一覧表とにらめっこをしながら調べていました。そして卸ごとにリストを手書きで作るのです。頻回に注文する薬はどの卸か、だんだん憶えていくようになるそうです。  こうやって作成された手書きのリストを、火曜の午前9時に電話を掛けてくる約束になっている卸に口頭で伝えるそうです。 問題点は  ①折角、EXCELのリストがあり薬ごとに卸の名前が書かれているのだが、検索は人力。  ②注文が口頭であり、聞き間違いの危険がある。  ③注文したという控えが残らない。  ④忙しい火曜の朝にいっぺんに電話がかかってくる。  ⑤忙しい時に、リストの薬を順に読み上げていく時間の無駄。 などなど・・  先週、EXCELで注文用のFAXのフォーマットを作成しました。薬の名前をプルダウンメニューで入力すると、メーカー、卸、包装単位がルックアップされてくる仕組みです。卸ごとにデータを抽出してFAXの出来上がりとなります。  このFAXを火曜日の手が空いている時間に卸の受注担当者宛に送ればいいのです。送った用紙を残しておけば、控えにもなりますし、エクセルのデータをコピーしておくとどの薬がどのくらい動いているのかの統計もとれるはずです。  単純なことですが、利便性、安全性は向上するはずです。  たぶん、何年もルールが変わらず、同じことをしていたんでしょうね。  こんなことを少しずつ直していかないといけませんね。  

アユ解禁

診療所の運営を開始した7月1日は鏡川のアユ解禁の日でもありました。 朝、県道16号沿いには車がいっぱい停まっていました。 川には、釣り人がいっぱい居ます。川の水もめちゃめちゃ澄んでいます。 

今日からスタート

 2008年7月1日、今日から、高知市土佐山へき地診療所を高知大学が、指定管理をおこないます。  昨日、市長特別室で、岡崎市長と相良学長で調印式も無事に終了しました。  さて、診療所のスタッフのご紹介。  所長  松下先生 以前より土佐山へき地診療所で診察をしているベテラン。高知大学医学部講師。  私   あわたに 家庭医療学講座教授。週2日、診察に来ます。  看護師 香川さん 以前より働いていただいている方です。患者さんは彼女の笑顔に癒されます。  医事  西川さん 派遣会社から来てもらっています。  事務  上野さん 派遣会社からきてもらっています。  もう一人、看護師さんを採用予定があります。  それから、今月中は引継ぎのために前からのスタッフ2人が残ってくれています。  患者さんにご迷惑をおかけしないようにしっかり運営していきます。どうぞよろしくお願いします。