新年を機に、診療所で使っているカルテの表紙を新しくすることにしました。
カルテの表紙というのは、患者さんの氏名、年齢、住所、連絡先、保険の資格情報、病名、などが書かれています。
土佐山では、こうした情報をパソコンのデータベースで管理しています。それを印刷してカルテの表紙を作成します。
3年前にカルテを新しくしたときに印刷したものを、いままで使っていましたが、多少、問題がでてきていました。
一つは、患者さんの年齢が不正確になってきたこと。作成時を基準に年齢は自動計算しているわけですが、3年間で3歳歳をとるわけです。この間、手書きで、年齢の修正を加えてきました。しかし、気がついたときに修正していますので、修正されているカルテとそうでないカルテがあります。また新患さんの場合は、当然ですが、その時点では修正の必要はありません。まだ、1年くらいであれば、問題は少ないのですが、3年も経つと、カルテに表示されている年齢の信頼性が低くなります。
もう一つは、病名の整理が必要になってきたこと。3年前のカルテ更新時に登録している病名を印字しているのですが、それ以後にかかった傷病の名前、疑った病名は手書きをしています。そして治ったものは「治癒」、疑いが晴れた病名は「中止」としています。その結果、患者さんによっては病名欄がたくさんの病名がならび、その中で現時点ではすでに「治癒」「中止」となり、有効でない病名が含まれています。いま、有効な病名がぱっと見てもわかりにくい、という問題が発生しました。たとえば、新しい病名を付けたのに、その病名は以前から付いていたなどというエラーも発生するようになりました。
以上のようなことから、カルテ表紙を新しく印刷しなおすことにしました。電子カルテではこんなことは必要ないのですが、紙カルテ独特の問題です。
現時点で有効な病名の確認、保険情報の確認、など1か月余り準備をして、本日、印刷作業が完了しました。
薄いグリーンの新しい表紙のついたカルテで、新たな気持ちで診療にあたります。(医師 阿波谷)
カルテの表紙というのは、患者さんの氏名、年齢、住所、連絡先、保険の資格情報、病名、などが書かれています。
土佐山では、こうした情報をパソコンのデータベースで管理しています。それを印刷してカルテの表紙を作成します。
3年前にカルテを新しくしたときに印刷したものを、いままで使っていましたが、多少、問題がでてきていました。
一つは、患者さんの年齢が不正確になってきたこと。作成時を基準に年齢は自動計算しているわけですが、3年間で3歳歳をとるわけです。この間、手書きで、年齢の修正を加えてきました。しかし、気がついたときに修正していますので、修正されているカルテとそうでないカルテがあります。また新患さんの場合は、当然ですが、その時点では修正の必要はありません。まだ、1年くらいであれば、問題は少ないのですが、3年も経つと、カルテに表示されている年齢の信頼性が低くなります。
もう一つは、病名の整理が必要になってきたこと。3年前のカルテ更新時に登録している病名を印字しているのですが、それ以後にかかった傷病の名前、疑った病名は手書きをしています。そして治ったものは「治癒」、疑いが晴れた病名は「中止」としています。その結果、患者さんによっては病名欄がたくさんの病名がならび、その中で現時点ではすでに「治癒」「中止」となり、有効でない病名が含まれています。いま、有効な病名がぱっと見てもわかりにくい、という問題が発生しました。たとえば、新しい病名を付けたのに、その病名は以前から付いていたなどというエラーも発生するようになりました。
以上のようなことから、カルテ表紙を新しく印刷しなおすことにしました。電子カルテではこんなことは必要ないのですが、紙カルテ独特の問題です。
現時点で有効な病名の確認、保険情報の確認、など1か月余り準備をして、本日、印刷作業が完了しました。
薄いグリーンの新しい表紙のついたカルテで、新たな気持ちで診療にあたります。(医師 阿波谷)
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