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医学生の診療所実習~お山から編~


みなさん、ごきげんよう

今週から、急にあったかくなってます。
それとともに、花粉やら黄砂やらも舞ってるようですが、
体調いかがでしょうか。

さて、2月末から、高知大学医学部4年生の二人が実習に来ておりました。

診察室では、患者さんと、診療医と医学生2人となります。
いつもとちょっとちがう診察風景に、患者さんには、ご負担おかけしたかもしれません。
どうもご協力・ご理解ありがとうございましたm(_ _)m

さてさて大学医学部の4年間は、一部、短期間の臨床実習はあるものの、
ほとんどは、講義室でのレクチャー中心の学びになっています。
そして、5年生になって、本格的な臨床実習となるわけです。
今回の医学生にとっては、その臨床実習前に、診療所という場所で、
地域医療に触れる貴重な機会になったかと思います。

振り返るに、臨時往診があったり、急変があったり、地域の訪問に行ったり、
デイサービスに参加したりと、多様な地域医療の体験になりました。

にしても、診療しながら、そして、教えることは、こちらも、学ぶことが多いです。

ぜひ、今回の体験をいかして、いい医療者目指して行って下さい!

地域の皆さん・患者さんの皆さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(森尾)


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