スキップしてメイン コンテンツに移動

土佐山を見守るご近所様 4

 午前中は豪雨・雷で、停電がたて続きに起こり、コピー機が故障。
 外の暴風に雨も舞い上がる始末。
 とうとう診療所も吹っ飛ぶか?!と思った午前診療でした。
 (実際職員の靴・傘は吹っ飛び、しっとりしておりましたが(笑))
 
 現在時刻15時。
 打って変わった青空がみえております。
 ただ、そんな青空の下には折れた木や、葉っぱが散乱。皆様、お帰りの際は気をつけてください。
 さて、みなさま。
 災害時、地域の皆を助けるために活動する消防隊をご存知ですよね?
 彼らは日々鍛錬し、来る災害に備え訓練を怠りません。
 では、各地区に存在する「分団」はご存知ですか?
 主立って地域の青年団様たちで構成され、自分の地区を守るために鍛錬をされております。
 土佐山にも庁舎前に「土佐山分団」が目を光らせております。 
 昨日は雨風ひどく、事務員は安全性を考え、山道の階段を下山せず、庁舎前へ遠回りして下山しました。
 すると、夜も遅いのに、分団のシャッターは上がっており、中からは光が。

 近くにいって見ると、見知った方がいらっしゃったので、何をしているのかをたずねてみました。
 「土佐山の分団が準優勝したんだ。今度県大会にでるんだよ。」
 後で聞くには、優勝は鏡地区の分団だったそうです。
 土佐山は高知市です。
 しかし、火災があったとき、高知市の街から土佐山に上がってくる消防車をまっていたら、きっとその災害は甚大なものとなることでしょう。
 鏡地区も同じです。
 自分たちの地域を守るために、地域の人が真剣に取り組む。
 今回の賞はその結果が現れたということではないでしょうか?
 
 地域に守られ、地域に寄り添う。
 診療所もこうありたいですね!
 真摯に向き合う皆様をみて感動。
 県大会、心から応援しております!
  
 ☆ 診療所では、消防団に入る際の健診を行っております。
   分団加入の際の健康診断は診療所へどうぞ~
  
                (事務:西山)


コメント

このブログの人気の投稿

高知の方言調査!!

4月に入りました。 雨が降ったり、寒くなったりと天候が優れません。 みなさんの体調はいかがでしょうか。 さて以前に医学科3年生が臨床現場での土佐弁の研究で訪問しておりました。 (記事: http://blogs.yahoo.co.jp/tosayamaclinic/38636193.html ) 現在は臨床現場でより使われる土佐弁リストを作成中のようです。 先日、現在作成中のリスト、またリストにない土佐弁についてみなさんの意見を集めたい、との趣旨でポスターを持参して訪問してくれてました。 ポスターについてコメントを募集中しておりますので、どしどしお寄せ下さいませ。 (森尾)

高知大学医学部へき地医療実習(11月)

10/31-11/1に高知大学医学科5年生のへき地医療実習で、臼井真菜さんと廣辻敬士君が土佐山に来られました。2週間で県内の市中とへき地の医療機関、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、保健所で実習を受け、大学附属病院の外でどのような医療、介護、福祉が実践されているのかを学習します。郡部では高齢化が進んでいること、診療所には高度な医療設備はないが、BPSモデル、地域志向の医療などを活用した医療について講義し、具体的にどうするのかを実際の診療で説明しました。また、患者さんのお宅にも保健師さんと訪問してもらい、生活背景の重要さを実感してもらいました。今後、どのような分野に進もうとも、患者さんを理解するように努力する医師になってほしいと思います。臼井真菜さん、廣辻敬士君、頑張ってね!

7月のへき医療実習その2

7/23-24に高知大学医学部5年生の星俊一郎君と松田愛理さんが当院でへき地医療実習を受けられました。2日間で地域医療を理解することは難しいと思いますが、外来診療、ケアマネジャーとの利用者宅訪問などを通して、人口約950人の地区唯一の医療機関でおこなわれている仕事に触れてもらいました。医療に関することはどんなことでも当院が窓口になっており、ふだん大学附属病院で実習を受けている2人にとって新たな発見がたくさんあったようです。星君、松田さんともにとても真面目に取り組んでもらえて、成長した姿が楽しみです。星君、松田さん、残りの学生生活を有意義なものにしてくださいね。(松下)