スキップしてメイン コンテンツに移動

「こうちオレンジドクター」プレートが来ました!



「こうちオレンジドクター」とは、ゆずとか文旦をも診る…

というわけではありません。

ゆずも文旦も好きではあるのですが。。。

さてこの「こうちオレンジドクター」とは認知症に関する研修を修了した医師のうち、
「高知県もの忘れ・認知症相談医登録制度」の名簿の登載した医師のこと。

かかりつけ医として診察時に、もの忘れや認知症に関する相談の対応や、その他必要な支援を行います。また認知症の専門医と連携しながら認知症のサポートをしていきます。

以前にかかりつけ医認知症対応力向上研修会に参加していたこともあり、今回申請していたところ、登録され写真のプレートが送られてきたわけです。

名前の登録によって、医療者と住民・多職種がネットワークを広げながら「認知症になっても認知症の人と家族が地域で安心して暮らせるまちづくり」をしていきましょうというような趣旨です。

オレンジドクターについては、広島県大分県でも同じ取り組みが始まっていますが、高知のほうがかわいいですね(笑)。

なお今回のオレンジドクターの登録は個人登録なのですが、専門的な試験や専門機関でのトレーニングを受けたわけではありませんし、森尾だけが特別に認知症の相談対応ができる、というものではありません。「該当の研修を受けている」「名簿に登録している」だけの違いとなっております。

引き続き、診療所では月曜から金曜まで、かかりつけ医として通常外来での認知症の対応しております。なにかお困りなことがあれば、ご相談くださいネ。

(森尾)


コメント

このブログの人気の投稿

高知の方言調査!!

4月に入りました。 雨が降ったり、寒くなったりと天候が優れません。 みなさんの体調はいかがでしょうか。 さて以前に医学科3年生が臨床現場での土佐弁の研究で訪問しておりました。 (記事: http://blogs.yahoo.co.jp/tosayamaclinic/38636193.html ) 現在は臨床現場でより使われる土佐弁リストを作成中のようです。 先日、現在作成中のリスト、またリストにない土佐弁についてみなさんの意見を集めたい、との趣旨でポスターを持参して訪問してくれてました。 ポスターについてコメントを募集中しておりますので、どしどしお寄せ下さいませ。 (森尾)

高知大学医学部へき地医療実習(11月)

10/31-11/1に高知大学医学科5年生のへき地医療実習で、臼井真菜さんと廣辻敬士君が土佐山に来られました。2週間で県内の市中とへき地の医療機関、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、保健所で実習を受け、大学附属病院の外でどのような医療、介護、福祉が実践されているのかを学習します。郡部では高齢化が進んでいること、診療所には高度な医療設備はないが、BPSモデル、地域志向の医療などを活用した医療について講義し、具体的にどうするのかを実際の診療で説明しました。また、患者さんのお宅にも保健師さんと訪問してもらい、生活背景の重要さを実感してもらいました。今後、どのような分野に進もうとも、患者さんを理解するように努力する医師になってほしいと思います。臼井真菜さん、廣辻敬士君、頑張ってね!

3月のへき地医療実習

高知大学医学科5年生の林青空さんが当院でへき地医療実習を受けられました。本年度最後の実習でした。外来診療の見学、問診、ケアマネジャーとの患者さん宅訪問を通して、2日間へき地における医療を学んでもらいました。2週間の地域医療実習を通して、医師が関わっている施設(残念ながら今回は保健所実習がありませんでしたが)で学びましたが、それぞれが何かしらのつながりを持ち、患者さんを中心として保健・医療・福祉の方が動いている感覚を実感してもらえたと思います。林さんの成長に少しでも役立ったのでしたら幸いです。 林さんも最終学年となります。勉学はもちろんのことですが、今しかできないことにも精一杯取り組んでほしいと思います。(松下)