今日は、高知大学医学科3年生が医療現場で使用される土佐弁の研究で訪問してました。阿波谷先生が研究のアドバイザーをしています。 さて土佐弁の解説書や土佐弁を紹介するwebサイトはありますが、医療現場で使用される土佐弁にはどのようなものがあるか、ということは整理されたものがないようです。 県外の医学生、研修医が臨床現場に出るにあたり、医療現場の土佐弁ガイドがあれば、という思いから調査することになったようです。 これまで土佐弁の書籍での事前学習、またネットを使った調査をしてきました。 そして今回、実際の医療現場でどういう土佐弁が使われているか、診察のやりとりを録音しての調査となりました。 研究の説明書・同意書を使って 患者さんに研究内容を説明し、同意を得てから、診察のやりとりを録音することになります。その後、スタッフからもインタビューを行いました。 さらに研究を進めて医療現場で使われる土佐弁をリストアップして冊子にすることも検討しているとか…。 アクションリサーチになりそうです。 今後の成果が期待されますね。 授業に試験と、忙しいとは思いますが、がんばって下さい。 研究に参加していただいた患者さん、ご協力どうもありがとうございました。 (森尾)
高知市の北部、JR高知駅から車で20分ほど峠道を駆け上がると、そこは旧・土佐山村。鏡川の源流の畔の風光明媚な土佐山地区に高知市立土佐山へき地診療所があります。 2008年7月1日から高知大学が指定管理をしています。 若い先生に地域医療の醍醐味を伝えたい-そんな想いで運営していきます。