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5月の地域医療研修

本日、高知大学附属病院研修医の佐野俊広先生が土佐山診療所で地域医療研修を受けられました。

当院は土佐山地区唯一の医療機関であり、いろいろなcommon diseaseのマネジメントを学ぶことができる環境にあります。本日、皮膚にダニが咬みついている状態の患者さんが受診されました。この、周囲が発赤し、かなりの痒みを伴うダニ皮膚炎は、今の季節、土佐山のcommon diseaseです。佐野先生は動くダニをはじめて診たと、驚いておられました。

午後は、土佐山健康福祉センターケアマネジャーの方にお願いして、臨床実習Ⅱで学びに来ている医学科6年生の宮崎さんと一緒に山の上に住んでおられる方のご自宅に連れていってもらいました。適切な医療をおこなうためには、生活環境を知ることが必要な場合もあります。地域医療は、そこに居住されている方に必要とされる医療を提供することが基本であると私は思います。いろいろな診療現場での経験を積み、臨機応変に対応できる臨床医になってほしいです。

佐野先生、これからも頑張って勉強していってくださいね!




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