スキップしてメイン コンテンツに移動

7月の地域医療研修

本日、細木病院臨床研修医の小林 修先生が当院で地域医療研修を受けられました。当院は高知市北部の土佐山に所在する地区唯一の医療機関です。交通手段を持たない地区住民の皆様に当院を利用していただくために、患者送迎バスを週3回運行しています。小林先生には、実際に当院の診療圏を見ていただくために、そのバスに同乗していただきましたが、自分の予想していたへき地以上だったと話されていました。8人乗りの車が道ギリギリを走っていく様子に驚かれたとのことです。診療所では、外来診療をしていただいたり、膝のレントゲン写真を一緒に撮影するなど、ここでの普段の診療を体験してもらいました。患者さんに接する態度は抜群で、振り返りの場で看護師さんから高い評価を得ていました。大変将来が楽しみな先生です。

小林先生は県外のご出身ですが、高知を好きになり、大学卒業後も高知に残って研修されているとのことで、とても嬉しく思いました。小林先生、頑張って立派な医師になってください!(松下)




コメント

このブログの人気の投稿

高知の方言調査!!

4月に入りました。 雨が降ったり、寒くなったりと天候が優れません。 みなさんの体調はいかがでしょうか。 さて以前に医学科3年生が臨床現場での土佐弁の研究で訪問しておりました。 (記事: http://blogs.yahoo.co.jp/tosayamaclinic/38636193.html ) 現在は臨床現場でより使われる土佐弁リストを作成中のようです。 先日、現在作成中のリスト、またリストにない土佐弁についてみなさんの意見を集めたい、との趣旨でポスターを持参して訪問してくれてました。 ポスターについてコメントを募集中しておりますので、どしどしお寄せ下さいませ。 (森尾)

高知大学医学部へき地医療実習(11月)

10/31-11/1に高知大学医学科5年生のへき地医療実習で、臼井真菜さんと廣辻敬士君が土佐山に来られました。2週間で県内の市中とへき地の医療機関、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、保健所で実習を受け、大学附属病院の外でどのような医療、介護、福祉が実践されているのかを学習します。郡部では高齢化が進んでいること、診療所には高度な医療設備はないが、BPSモデル、地域志向の医療などを活用した医療について講義し、具体的にどうするのかを実際の診療で説明しました。また、患者さんのお宅にも保健師さんと訪問してもらい、生活背景の重要さを実感してもらいました。今後、どのような分野に進もうとも、患者さんを理解するように努力する医師になってほしいと思います。臼井真菜さん、廣辻敬士君、頑張ってね!

3月のへき地医療実習

高知大学医学科5年生の林青空さんが当院でへき地医療実習を受けられました。本年度最後の実習でした。外来診療の見学、問診、ケアマネジャーとの患者さん宅訪問を通して、2日間へき地における医療を学んでもらいました。2週間の地域医療実習を通して、医師が関わっている施設(残念ながら今回は保健所実習がありませんでしたが)で学びましたが、それぞれが何かしらのつながりを持ち、患者さんを中心として保健・医療・福祉の方が動いている感覚を実感してもらえたと思います。林さんの成長に少しでも役立ったのでしたら幸いです。 林さんも最終学年となります。勉学はもちろんのことですが、今しかできないことにも精一杯取り組んでほしいと思います。(松下)