三豊総合病院研修医の川地紘通先生が当院で地域医療研修を受けられました。
当院の主な診療圏は人口1,000人弱の高知市土佐山地区で、定期通院患者さんの多くは80歳以上の高齢者です。高齢の患者さんから日頃の生活についてお話を聞いていると、こちらも勉強になることがたくさんあります。川地先生には三豊総合病院のように比較的大きな病院とはまた違った外来を体験してもらいましたが、相手の目をしっかり見て分かりやすい言葉で話しかけている様子を拝見し、将来が楽しみな医師になると思いました。午後に、隣の健康福祉センターたきゆりのケアマネジャーの方に同行し、山の頂上付近に住んでおられる人のお宅を訪問してもらいました。より地域に近いところで診療するプライマリ・ケア医にとって、生活背景を知ることは診療のうえで大きな意味があることを実感していただけたのではないかと思います。1日のみの研修でしたが、川地先生の成長に少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです。
川地先生の今後の成長に期待しています。頑張ってください!(松下)
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