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ハワイ大学医学部の学生が来院されました

県内の施設において、7/1(月)から2週間の日程で研修を受けているハワイ大学医学部学生の3名が当院に来られ、へき地における医療機関の役割について学びました。

3名ともに来日したことがあるそうですが、高知県は初めてのことでした。土佐山の中切公民館で住民の皆様と一緒にいきいき百歳体操を体験してもらいました。1時間あまりの結構な運動でしたので、筋肉痛が生じるかもしれません。意見交換会の場では、当院は学校における保健室のように、住民にとって健康について気軽に相談できる存在と考えていること、健康を守る手助けをおこなうけれども、主体はあくまでも住民自身であることなどをお話ししました。ハワイでは、クリニックで定期的な健康教室がおこなわれているなど、形は違えど共通していることも多いと感じました。

その後、診療所内を見学してもらい、日本とハワイの医療・介護の事情について情報交換をおこないました。3人ともとても熱心な学生で、こちらも学ぶことが多くあり、有意義な時間を過ごすことができました。国は異なりますが、良い医師になって活躍してほしいと願っています。頑張ってください。(松下)

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